2023年7月19日 － ダブリン（アイルランド）＆ヨハネスブルグ（南アフリカ）
ダブリンに本社を置く産業用IoTソフトウェアの世界的リーダーであるDavra社と、ヨハネスブルグの大手IoTソリューション・プロバイダーであるIoTDC社は、両社の専門知識を融合し、採掘作業の包括的な安全監視のための最先端のソフトウェア・アプリケーション群を発売する画期的なパートナーシップを発表致しました。
この画期的なイニシアチブは、欧州宇宙機関（ESA）とのProtelumプロジェクトにおけるDavra社の確立された協力関係に基づくもので、鉱滓管理に関する世界業界標準（GISTM）への厳格な準拠を保証するものです。
この高度なソフトウェアスイートは、現代の鉱業運用と全ての鉱山運用におけるリスク管理において重要な要素であるテーリングス貯蔵施設（TSFs）のリアルタイム監視と管理に焦点を当てています。高度なセンサー、予測アナリティクス、機械学習アルゴリズム、欧州コペルニクスプログラムおよびその他のデータからの地球観測（EO）データを活用することで、異常や潜在的な危険の早期検出を提供し、鉱業企業の安全性と運用効率を向上させます。
さらに、このスイートはGISTMへの完全準拠を保証し、鉱業事業者が鉱滓管理の安全性と完全性に関する最高の国際基準に適合できるよう支援します。
主な機能と利点：
リアルタイムの鉱滓モニタリング： このソフトウェアスイートは、Sentinel衛星コンステレーションとIoTセンサーからのEOデータを使用して、鉱滓ダムの安定性に関するリアルタイムの洞察を提供し、潜在的な問題の迅速な検出と対応を可能にします。
予測分析と機械学習： AIの能力を活用し、テーリングダム運用における行動傾向やパターンを分析することで、潜在的な事故を予測・防止します。
GISTMコンプライアンス： このスイートは、鉱業事業が厳格なGISTMコンプライアンスを達成するのを支援し、テーリング管理における最大限の安全性と完全性を確保します。
作業効率の向上： 継続的なモニタリングとAIを活用した分析により、採掘作業の生産性を大幅に向上させ、ダウンタイムを削減し、環境への影響を最小限に抑えることができます。
「Davra社のポール・グリン最高経営責任者（CEO）は、「ProtelumプロジェクトにおけるESAとの継続的な関わりと当社の最先端IoT技術を組み合わせることで、当社は南アフリカ全土の鉱業事業者に、鉱滓貯蔵施設を管理・監視する比類のないツールを提供します」。
IoTDCの最高経営責任者（CEO）であるエワルド・フーリ氏は、「Davra社とのコラボレーションは、私たちの地元鉱業セクターの専門知識と、彼らの世界的なIoTと宇宙データの経験を融合させ、ユニークなソリューションを提供します。私たちは、この技術が鉱業セクターにおける安全性と持続可能性の新たな基準となることを確信しています。”
スイートの詳細やデモの予約については、www.davra.com/mining および www.iotdc.co.za のウェブサイトをご覧ください。
Davraについて
ダブリンに本社を置くDavraは、産業用IoTソフトウェアとソリューションのリーダーとして世界的に認められています。同社ソリューションは業界全体のデジタル変革を推進し、ESAとのコラボレーション等を活用して、世界の安全とサステナビリティに貢献しています。詳細については、https://davra.com をご覧ください。
IoTDCについて
IoTDCは、ヨハネスブルグを拠点とする企業で、様々な業界においてIoTソリューションの提供を専門としている。同社のソリューションは、デジタルトランスフォーメーションを通じてパフォーマンス、効率性、安全性を最適化する。詳細については、https://www.iotdc.co.za をご覧ください。